スポジューメン(Spodumene)
LiAlSi2O6 単斜晶系 モース硬度:6.5~7

スポジューメンの語源は、ギリシャ語の「spodumenos」燃えて灰になるの意に由来します。
和名を黝輝石(ゆうきせき)もしくは、リシア輝石といいます。

スポジューメンには様々な色があり、ピンク色はクンツァイト、緑色はヒデナイト、黄色及び黄緑色はトリフェーンと呼ばれています。
劈開が完全なため、宝石としてはもろく、注意が必要な宝石のひとつです。
また、紫外線による退色の可能性があるため、太陽光などには当てないよう注意が必要です。

クンツァイト(Kunzite)


スポジューメンの中で、美しいライラック・ピンク色の宝石がクンツァイトです。
本来無色から褐色か、薄緑色系のスポジューメン鉱物ですが、1902年にアメリカのカリフォルニア州でピンク色の石が発見され、地元のジョージ・クンツ博士が認知・発表しました。クンツァイトは、クンツ博士自身の名が宝石名となっています。
クンツァイトのライラック・ピンク色は、スポジューメン宝石の持つ「自色」の1つと思われています。

ヒデナイト(Hiddenite)


ヒデナイトの名は、発見地アメリカのノースカロライナ州の鉱山の、鉱山監督者ウイリアム・アール・ヒデンに因みます。
スポジューメンの中でクロムもしくは鉄とマンガンが起因の、緑色の宝石がヒデナイトです。