別名:ヴェルネライト(Wernerite)
Na4Al3Si9O24Cl(20〜60%)
+Ca4Al6Si6O24(CO3,SO4)(40〜80%)
正方晶系 モース硬度:6.5

スカポライトの語源は、柱状結晶のためギリシャ語の「skapos」柱です。
別名をヴェルネライトと言い、ドイツの鉱物学者ヴェルナーに由来するともいわれています。
和名を柱石といいます。
マリアライト(Na4Al3Si9O24Cl)とメイオナイト(Ca4Al6Si6O24(CO3,SO4))の固溶体鉱物です。
ピンク色、青色、紫色、黄色、無色などの様々な色があります。
ピンク色や紫色のスカポライトには、キャッツアイ効果が見られる場合があります。
水晶系と屈折率が似ており、紫色のものはアメシストと、黄色のものはシトリンとの識別に注意が必要です。鑑別の決め手は、水晶に比べ高い複屈折率を示すことが多いことと、紫外線蛍光によるピンク色~赤色系の蛍光です。
化学組成も結晶系も、発色の原理も異なる二つの鉱物が見た目も特性も色までもそっくりという、大変興味深い事例です。