俗名:インカローズ
MnCO3
六方晶系 モース硬度:3.5~4

ロードクロサイトの語源は、ギリシャ語の薔薇「rhode」と色「chrom」に由来しています。
和名を菱マンガン鉱といいます。
その昔、アンデス山脈でロードクロサイトが多く産出されており、古代インカ帝国では「インカの薔薇」として愛されていたことから、「インカローズ」という別名でも呼ばれています。
この石はとてもバリエーションが豊富で、産地によって色あいや表情が大きく違います。主な産地であるアルゼンチン産のロードクロサイトは、鮮やかなラズベリーピンク色。ペルー産のロードクロサイトは、やや茶色がかったシックな赤色で、少し透明感があります。一般的にはピンク色の地に白い縞模様が入っているタイプが多く流通しています。
市場では、色が濃く、白い縞模様がなく、透明感が高いほどグレードが高いと評価されています。ジェムクオリティでファセットカットができるロードクロサイトの唯一の鉱山、アメリカのコロラド州スイートホームは残念ながら閉山してしまいました。