ハックマナイト(Hackmnite)

Na8Al6Si6O24(Cl,S)2
等軸晶系 モース硬度:5.5~6

ハックマナイトはソーダライトの変種で、フィンランドの岩石学者であるV.Hackman教授に因んでハックマナイトと命名されました。
和名をハックマン石といいます。

最初に発見されたのはロシアの北西にあるコラ半島で硫黄(S)を含むことにより、通常はほぼ白色に近い色をしているのですが、これに紫外線をあてると、硫黄が原因となり赤紫色へと変化するのです。
これらの色変化は何度でも繰り返され、良質のものは、微量に紫外線の含まれる蛍光灯下や、夏の紫外線の強い時期などでも、色変化が見られます。
また紫外線照射時にはオレンジ色の蛍光を発しますが、この蛍光色も最初はアプリコットオレンジ色で時間経過に伴いオレンジ色が濃くなっていくようです。

ハックマナイトはソーダライトのごく一部に出現するもので、ハックマナイトとして特有の外見上の特徴がなく、簡単な見分けは大変に困難です。また他の宝石であるスキャポライトとの混同も見られます。