ベリルの語源は、ギリシャ語のよく輝く宝石という「Beryllos」です。
和名を緑柱石といいます。
ベリルとはベリリウム鉱物の総称で、主成分に微量な元素が混入すると色が変り、色によって宝石の名称が違ってきます。
中でも有名なものは、クロムに起因した緑色のエメラルド、鉄に起因した青色のアクアマリンです。ピンク色はモルガナイト、黄緑色はヘリオドール、無色はゴッシェナイト、赤色はレッド・ベリル(ビスクバイト)です。
ベリルのうち、強い赤色を持つベリルはレッド・ベリルと呼ばれ、含まれる酸化マンガンに因る色です。
1904年にアメリカのユタ州で発見されました。宝石として研磨できる品質の原石はユタ州のワーワー山脈でしか産出されない稀産石ですが、現在ユタ州ワーワー山脈の鉱山は、採算性が合わず、採掘会社が倒産してしまったことにより、レッドベリルの産出は0ctとなっています。
その名は、鉱物学者であるメイナード・ビクスビーにより名付けられました。
モルガナイト(Morganite)
Be3Al2 (Si6O3)6+Mn
ベリルのうち、ピンク色〜淡赤紫色のベリルはモルガナイトと呼ばれ、含まれるマンガンに因る色です
その名は、宝石学の権威であるクンツ博士によって、銀行家で熱心な宝石愛好家のJ.P.モルガンに因んで名付けられました。