
アンモライトは、中生代のアンモン貝(アンモナイト)が化石化し、その表面にアラゴナイトが付着してイリデッセンス(虹色の光。特殊効果のひとつ)効果を発する化石宝石です。
カナディアンロッキーの山脈に沿った地域で、北米大陸の先住民族ブラックフットインディアンが、発見したと言われています。
最初は「イニスキン」あるいは「バッファローストーン」と呼ばれていました。部族がバイソン(野牛)の狩猟に出かけるとき、バッファローの皮でその石を包んでいったことから「バッファローストーン」の名がつけられたのです。
アンモナイトの中で、Placenticeras meeki(プラセンティセラス ミキ)という種のものとPlacenticeras intercalare(プラセンティセラス インターカラレ)という種のものがアンモライトになります。
アンモナイトの化石は世界各地で発見されていますが、カナダのアルバータ州レスブリッジ周辺で、唯一イリデッセンス効果をもつアンモナイトが商業的採掘に耐え得る量で産出されます。1908年にセント・メリーズ川流域で鉱床が発見されました。
表面のアラゴナイト層が脆いため、通常合成スピネル・合成クォーツ・プラスチック等と共にタブレット(張り合わせ)にされたり、合成樹脂やラッカー等でコーティングされることも多いようです。